
「ジム通いはムダ。プロテインも不要。そんなんでつくのは見せかけの筋肉だけ。」
今の時代にこんなことが平然と書いてある、衝撃的な本に出会いました。
プリズナー・トレーニング
プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ
1700円!たかっ!
と思いましたが、刃牙の「ビスケット・オリバ」の表紙に惹きつけられ購入。
ジムに通ってトレーニングしている自分にとっては、全てを否定されたような感覚でした…。
なぜならプリズナー・トレーニング、通称「囚人トレーニング」は、器具を一切使わず、自重のみで高負荷な刺激を与え、筋肉を肥大化させるというからです。
この本の著者、ポール・ウェイドは、ダンベルやバーベルを使うどころか、そんなもので鍛え上げた筋肉は「見せかけの筋肉」とまで言い切りました…。
オイおれの筋肉、ダンベルやバーベルで鍛え上げたおれの筋肉、見せかけだったのかオイ。
プリズナー・トレーニングが生まれた背景
アメリカの刑務所内は弱肉強食の過酷な世界。
囚人同士の上下関係を決めるのは「強さ」のみ。
そんな世界で生き残る唯一の方法…。
それは…己の肉体を鍛え上げること。
しかし刑務所内には最新のジムもサプリも当然ない…。
そこで囚人達によって生み出されたのが…
囚人による究極の自重筋トレ「プリズナー・トレーニング」だというわけです。
プリズナー・トレーニングの利点
⑵有用で機能的な運動能力を発達させる
⑶筋力を最大化する
⑷関節を保護し、より強いものにする
⑸完璧な体を開発する
⑹体脂肪レベルを正常化し調整する
ポール・ウェイドが挙げた、上の6つの利点を簡単に言い換えると、
・見せかけではない、本当に使える筋肉がつく
・神経系が発達することで「筋力」も向上する
・関節も筋肉に比例して強くなる
・自然で健康的な、美しいプロポーションをつくる
・体脂肪を自然と落としていく習慣がつく
ということです。
これが本当ならメリットしかないですよね。
時間とお金をかけてウエイトトレーニングをやってきた意味…。ってなります。
プリズナー・トレーニングの『BIG6とステップ10』
⑵スクワット
⑶プルアップ
⑷レッグレイズ
⑸ブリッジ
⑹ハンドスタンドプッシュアップ
6つともなんの変哲もない、むしろ有名すぎるくらいのトレーニングですが、それぞれ10段階のステップが用意されているのが特長です。
誰にでもできるステップ1から、神業レベルのステップ10まで、その難易度は天と地の差。
ステップ10にもなると、片手腕立て伏せや、片手懸垂、片手逆立ち、片足スクワットなど、どれも漫画でしか見たことがないものばかりです。
プリズナー・トレーニングで筋肥大するのか?
結局のところ気になるのが、プリズナー・トレーニングで筋肥大することは果たして可能なのか?
自分はまだ試してないのでなんとも言えませんが、この人はプリズナー・トレーニングのみでこの肉体を鍛え上げたそうです。
ハンパなくないですか?笑
まさに最強の肉体…。
まとめ
とりあえず今後はプリズナー・トレーニングに専念し、その効果のほどを自ら試し、報告していきたいと思います!
それにしてもおれの筋肉達よ…見せかけだったのか…。
ジム…辞めてこよ…。笑